Q&AQUESTION AND ANSWER
アリッサ®配合錠Q&A
まずは医師または薬剤師に相談してください。
アリッサ®配合錠には、一緒にとることで効果が強くなったり弱くなったりするお薬や食品があるため、注意が必要です。
例えば、アリッサ®配合錠と同じようにエストロゲンまたはプロゲスチンを含む経口避妊薬などは、一緒に飲むことができません。また、セイヨウオトギリソウ*(St. Johnʼs Wort =セント・ジョーンズワート)を含む食品は、お薬の効果を弱め、不正出血がおこる可能性を高めますので、摂取は控えてください。
他の病院で出されたお薬や市販のお薬を服用する場合は、必ずアリッサ®配合錠を飲んでいることを医師または薬剤師にお伝えください。
*セイヨウオトギリソウ:ヨーロッパおよびアジア原産のオトギリソウ科の多年草で山野に自生する植物。日本では健康補助食品として販売されています。
基本的にはそのまま服用を続けてください。
アリッサ®配合錠の服用初期は不正出血がおこることがあります。
ほとんどの場合、お薬を飲み続けるうちに治まりますが、症状がひどい場合や、なかなか治まらない場合は、医師に相談してください。
また、服用中に下痢や嘔吐が続いた場合は、アリッサ®配合錠がからだにうまく吸収されなくなり、不正出血がおこることもあるため、これらの症状があらわれたら、医師に相談してください。
お薬によって子宮内膜が厚くならないようにするため、月経時(白色の錠剤を服用している期間)の出血量が少なくなることもあります。また月経が来ない場合もあります。
ただし、以下の場合には妊娠している可能性があるので医師に相談してください。
●ピンク色の錠剤の飲み忘れなどスケジュール通りに服用できていない期間があり、月経が来ない場合
●白色の錠剤の服用期間中に2周期連続して月経が来ない場合
アリッサ®配合錠の服用によって体重が増えることはほとんどありません。
アリッサ®配合錠を1年間服用した臨床試験では、体重の変化はほとんどみられませんでした。
アリッサ®配合錠のような低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)の服用によって将来妊娠しにくくなることはないと考えられています。
アリッサ®配合錠を服用中は、排卵が抑えられていますが、服用をやめればからだは服用前の状態(通常の状態)に戻り、月経が再開します。
妊娠を希望される場合は、ご自分の判断で服用をやめずに、医師に相談してください。
お薬の服用とがんのリスクの関係はがんの種類により異なります。
アリッサ®配合錠のような低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)を飲むと、卵巣がん、子宮体がん、大腸がんのリスクを下げるといわれています。一方で乳がんや子宮頸がんのリスクについては、わずかに上がる可能性がありますが、服用をやめると服用前と同程度になります。服用中は定期的に乳がんの自己検診(セルフチェック)を行ってください。また、どのようながんであっても早期発見・早期治療が重要です。定期的な検診を心がけて、心配なことがありましたら、医師に相談してください。